新中学1年生の初定期テスト!今からどんな勉強をさせればいいの?

学習

ゴールデンウィークが終わればあっという間に学校の授業が進みます。新中学1年生になったお子さんも初めての定期テストが近づいていませんか?

親御さんにしてみれば、お子さんの初めてのテストですから

「いいスタートダッシュを切らせたい!」と思っているのではないでしょうか。

何をどのように勉強すればよいのかお伝えしますので、参考にしてみてください。

①まずは「理解」させることが大切。

新中学1年生の場合、4月に入学してからは自己紹介だのオリエンテーションだのでなかなか授業が進みません。

したがって、テスト範囲はかなり短くなることがほとんどです。(特に3学期制の中間テストが5月に行われる場合)

テスト範囲が短いこの最初のテストでいかに高得点を取るかが大事です。

しかし、お子さんが本当に「その単元を理解しているのか」を知ることが大切です。

「最初のテストだから本人に任せてみる」は危険。理解する機会を与えて。

よく、「親が何言ったってダメだから本人の自主性に任せる。本人のやり方に任せてみる」という方がいらっしゃいます。

そのお気持ちはわからなくもないのですが、わたし個人としては

「一番最初の内容が簡単なテスト範囲だからこそ、ここで高得点をとらないと後が大変になる」と思っています。

特に英語と数学です。

一番基本のbe動詞や一般動詞をわからないままテストを受けて、点数が良くなかったとしましょう。

そこから立て直そうとしても、そのころにはもう次の6月(もしくは7月頭)のテストが始まるのです。

その範囲はbe動詞や一般動詞を踏まえたその先の単元(三人称単数や疑問詞whoやwhatなど)につながっていくのです。

中間テストの復習をしている時間がないのですね。

数学についても同様で、「マイナス」「加減乗除」のルールをよくわからないまま方程式に進むのです。

マイナスや加減乗除がたくさんでてくる方程式の計算問題を解くのに大変な思いをすることになります。

中学1年生で習う内容は全ての基礎・土台となるところなので早い段階で理解して身に着けておきましょう。

どうやって理解させたらいいのか

手段 メリットデメリット
学習塾 わかりやすく教えてくれる金銭がかかる
YouTube 塾に通う時間を勉強に充てられるすべて子どものペースになってしまう
身内が教える 金銭・通う時間をカットできる身内だからケンカになってしまう

主な「理解のさせ方」を書いてみました。

それぞれいいところも悪いところもありますが、お子さん本人とも相談してどの方法が一番適しているのか考えてみてください。

※わたしは塾講師ですが、なんでもかんでも塾が一番!というつもりはありません。いろんな勉強方法があるので、いいと思うものを書いています。

②「理解」したら「身につける」。教科書とワークを繰り返す。

「理解」したら「身につける」です。

スポーツで例えるなら、バスケのシュートのフォームを教わったら何回も何百回もその正しいフォームで練習しますよね。しっかり身体が覚えるまで。

それと同じです。解き方を理解したら何十回と解いて初めて身に付きます。

使用するのは教科書と学校で配布されるワークの該当ページをくり返し解きます。(もし、学校の先生がプリントを使って授業をすすめるのであればそちらを使ったほうがいいかと思います)

くり返し解くために直接ワークなどに書き込まない

直にワークなどに書き込んでしまうと、くり返し解くことが難しくなります。

そこで、ノートに解くようにしましょう。間違えた問題はワークの問題番号に赤い×をつけ、

お子さん自身が「わたし、この問題間違えたんだった」という認識を持てるようにしましょう。

その赤い×を、くり返しの2回目や3回目で解けるようにしていきましょう。

これがテスト1週間くらい前までにすべてがマルになるようにすればほぼOKです。

③漢字や英単語も日々練習しておくこと

小学校のときのような漢字ドリルがあるわけではないので、自分で教科書を中心に英単語や漢字を練習していかなければなりません。

漢字や英単語だけで10点~20点ありますし、他の問題でも英単語などを間違えてしまえば減点や失点になります。

わたしはいままでに、漢字や英単語のミスで目標点に到達できなかった生徒さんを少なからずみてきました。

そのような悔しい思いをしないためにも、日々反復練習をがんばりましょう。

④まとめ

中学1年生になって最初のテストだからこそ、いいスタートが切れるようにお子さんをフォローしたいですよね。

そのためにも、

①理解させること

②身に付けさせること

③漢字や英単語は日々練習しておくこと

を 実行できるようにしてください。

お読みいただいてありがとうございました。

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