こんにちは、管理人あいです。
中学生のお子さんの塾選びに迷ったりしていませんか?
たくさんある個別指導塾をどう選んでいいのかわからない方が多いと聞きます。
現役塾講師が塾選びのポイントをお伝えします。
①個別学習塾選びのポイントー塾長(教室長)が信頼できるかどうか
誰もが知る大手の塾チェーンであったとしてもそうでなくとも、塾長(教室長)自身のありかたでその塾のカラーが決まると思っています。
その塾長の考えや方針が教室にでているはずです。
同じ学習塾チェーンなのに、A町教室とB町教室ではなんか印象がちがう、というのはよくあることです。
では、「信頼できる」というのはどういうことでしょうか。
①-1 整理整頓、清掃が行き届いているかどうか
一見「信頼と関係ある?」と思われるかもしれませんが、大いに関係あります。
わたしが見てきた中で整理整頓ができていない塾長(教室長)は、保護者や生徒との約束を忘れたり、また遅れたりということがあります。
なぜなら情報が整理できていないからです。(これはどの業種でも言えることですね)
塾にはいろんな連絡が入ってきます。
保護者から、会社関連の人から・・・、それらをパパっとあちこちにメモしたはいいけど散乱していて何をするのかわからなくなる・・・。
約束を忘れられたり遅れたりしたら、どんなに授業が素晴らしくても信頼はできませんよね?
整理整頓された塾を選びましょう。
①-2 挨拶が明るいかどうか
塾長(教室長)の中には、「こっちが勉強を教えてあげてるんだ」的な考えを持つ人もいます。
特に、もともと別業種で、ある程度出世してから塾業界に転職してきた人たちです。
こういう方たちは、それまで大人相手に仕事をしてきたわけですから子どもの対応に慣れていないケースがあるのです。
「元気に挨拶してください」と言っても顔に明らかに納得してないのがありありと浮かんでましたから。
(もちろん全員がそうではありません。学生アルバイトに対しても、腰が低く「〇〇先生、ここはどうやって教えてますか?」など新しい職種だからこそ新人の気持ちで教えを乞うてる方もいらっしゃいます)
ただ、その塾長(教室長)が転職してきたかどうかなんて、聞けることではないし実際はわかりませんよね。
だからこそ、その目安の一つが『挨拶』です。
初めて入る塾はお子さんだけでなく保護者の方も緊張されると思います。そんなときに明るく「こんにちは!」と言われたらほっとしませんか?
逆にシーンとした感じで「どうも、こんにちは」とボソボソ言われてもイヤになりますよね。
明るく挨拶をしてくれる塾は好感がもてます。
②個別学習塾を選ぶポイントー子どもの成績に向き合ってくれるか
「成績」が塾の根本なんですけど、実は向き合えてない塾長(教室長)がいるのが事実です。
塾を選ぶ段階ではわかりづらい部分ではありますが、書いていきます。
②-1 テストや成績表を回収しているか
「成績アップ」「志望校合格」を謳っているので、当然現状の数字(成績)を知らなければどうやって、どのくらい点数をあげていいのか作戦もたてられません。
当然、定期テストの回収、テスト分析、点数の管理などをしなければなりませんが、普段の業務に追われてここをないがしろにする人がいます。
現状がわからないのに、定期的にある面談で「数学重点的にがんばろう!」と言われても「なんで?」と思ってしまいますよね。
ただ、これには塾側だけではなく、ご家庭でのご理解とご協力が必要です。
お子さんが嫌がって持ってこない、がよくあるパターンです。それはこちら側の責任でもあるのですが、成績表などもってくるよう声掛けをお願いしたいです。
また、まれに『保護者の方が』嫌がるケースもあります。
個人情報漏洩などを気にされているとは思うのですが、お子さんの目標達成のためには必要なことですので、そこはご理解いただきたいと思います。
②-2 必ず宿題を出してくれるかどうか
おそらく、集団塾だろうが個別指導塾だろうが宿題が大切だと言っているはずです。
塾で理解したとしても家で身につけることをしなければ、成績アップは厳しいです。
ですから、お子さんがどんなに忙しかろうと宿題は出します。
ところが、講師の中には生徒さんが「部活の大会が土日にあるんだよ」「テスト前のワークが終わらない・・」を真に受けて、「じゃあ宿題出さないでおくから」と安易に約束してしまう人がいます。
これを塾長(教室長)がきちんと目を光らせて講師に注意し、宿題を出すように教育しているかどうか、が大切です。
要は、講師の管理ができているかどうかですね。
ただし、中学生の部活動を中心とする生活の多忙さはわたしも見ていて心配になるくらいです。
ですので、そんな中でも宿題をしっかりやってきたのであればしっかり褒めます。正答率は二の次です。
それがやる気につながるのではないかと思っています。
②-3 褒めると同時にきちんと叱ることができるか
さきほど「褒める」と書きましたが、同じくらい大切なことに「叱る」もあります。
叱ることができない塾長(教室長)、講師は本当に多いです。
嫌われるのが怖いのだそうです。
しかし、生徒が授業中に騒いだり、宿題をやってこなくてもへらへらしている子は実際にいます。
そういうときに、どう対応するか?が肝心です。
もし、自分のお子さんが騒いだり宿題やってこなくてへらへらしていたら、ビシッと叱ってほしくありませんか?
逆に、よその子が騒いでいて、自分のお子さんが集中できなかった場合、やはりその騒いでいる子を叱ってほしいと思います。
これに関しても、最初の段階で気づくことは難しいですが、大切なことですね。
③個別学習塾を選ぶポイントー年間にかかる受講料を考える
個別学習塾は集団塾と違い、少人数ですのでその分お月謝は割高になります。(あとテキスト代などもかかります)
そして、どこの塾でもそうですが、夏休みや冬休みなどの長期休みには夏期講習や冬期講習などの特別講習が入ってきます。
わたしは塾講師として、講習は受けたほうがいいと考えています。
なぜなら、今まで習った内容の総まとめは長期休みでなければできないからです。
高校入試のための内申点がつくことを考えると早くから復習は取り組むべきです。→こちらも参考にしてください。
しかし、普段は学校の授業、部活、塾で精いっぱいではありませんか?
なので、学校の授業が進まない長期休みに今までの復習をするのは大事です。
ただし、どうしても余計にお金がかかるのは事実です。
そして個別指導塾の場合、塾長(教室長)との面談を経て「どの科目を何コマ受けるか」を相談していくことになったり、またあらかじめ「夏休みは〇コマ受けていただきます」が決まっていたり、その形はさまざまです。
最低限、月謝だけで年間どれくらいかかるかはわかるので、その上にいくらまでなら講習に出せるのか、そしてお子さんに本気で講習で頑張る気があるのかご家庭でもお話してください。
まとめ
個別学習塾選びもなかなか大変だと思います。
ですが、お子さんの先々を考えて、お子さんと一緒に選んでほしいと思います。
お金を出すのは親、習うのは子どもです。どっちかの意見のみでなく、体験授業などを通してお子さんに合う塾を選んでください。
こちらの口コミを参考にされるとよいです→塾ナビ
お読みいただいてありがとうございました。
コメント