こんにちは、管理人あいです。
英語圏への留学や英語を話す機会ってありますよね。
わたし自身、高校卒業後にアメリカへ渡りコミュニティカレッジで学び3年近く住んでいましたが英語にまつわる恥ずかしい経験をたくさんたくさんしてきました。
特に英会話を勉強することもなくそのまま渡米したんです。今思えば若さゆえ、というところです。
これから英語を話す上で事前に勉強しておいたほうがいい事柄を4つ挙げます。
参考にしてみてください。
1. 否定疑問文への答え方[Don’t you like coffee?]
「~じゃないの?」「~しないの?」など否定の疑問に対する答え方です。
慣れてしまえばパッと答えられますが最初は日本語と同じ感覚で返事したりしてました。
その結果自分の意志とは真逆のものが伝わってしまって・・・というやつです。
A:「コーヒー好きじゃないの?」
B:「うん。(好きじゃないよ)」
この日本語のやりとりで、Bは「コーヒーが好きじゃない」ということがわかりますよね。
このやりとりを英語にしてみます。
A: 「Don’t you like coffee?」
B: 「Yes.」
そのまま英語にしてみましたが、Bはどういう返事をしているのでしょうか。
A: 「コーヒー好きじゃないの?」
B: 「ううん、好きだよ」
となります。Yesと答えた、ということは「好き」という意味になってしまったのです。
留学したてのころはこれで何回かミスしました。
1-1. 否定疑問文の答え方ー普通の疑問文と同じ。肯定ならYES,否定ならNO
あなたがコーヒーを嫌いだとします。
「Don’t you like coffee?」と聞かれました。(コーヒー好きじゃないの?)
好きじゃない(否定)のだから、「No」が正解。
好き(肯定)だったら、「Yes」で答えましょう。
それでも迷うようなら、本来のYes/Noのあとに来る文を考えてみてください。
A:「Don’t you like coffee?」
B:(わたしはコーヒー好きじゃないから)「No, I don’t ( like coffee).」です。
わかりますか?
逆であれば、
B:(わたしはコーヒーが好きだから) 「Yes, I do. (Yes, I like coffee.)」です。
Yes/Noのあとの文を考えればしっくりくると思います。
留学当時ホストマザーからこの質問をされて
「Yes!」と答えてしまい飲めもしないコーヒーの粉を大量に買ってきてくれたことがあります。(実はちがうの、コーヒー飲めないのと言えないあたりがダメなんですけど)
今ではコーヒーは毎日ブラックで飲むほど好きですけどね。
2. 和製英語で恥をかいた(発音も含む)
アメリカのレンタルビデオ屋さんである映画を借りたくて店員さんに質問したのですがまったく通じなくて困ったことがあります。
ベトナム戦争をテーマにした「PLATOON」という映画を知っていますか?
邦題では「プラトーン」という映画です。
あい「I’m looking for プラトーン」というのですが、これがぜんっぜん伝わらない。
店員「huh?」(え?)(※何気ない「え?」なんでしょうが、日本人には「は?」はキツかった・・少し心折れました)
あい「プラトーン!!プラトーン・・・えっと、P L A T O O N!」としまいにはつづりを言っ たんですね。
店員「Oh,PLATOON!(プラトゥーン!)」
ようやく通じました。
今なら、Oが二個並んだら「ゥー」というのは知識としてわかるのですが、当時は知らなかったんですよね・・。
というか、なんでプラトーンなんだよ!プラトゥーンじゃないか!!とブツブツ心の中で怒ってました。
他にもこういう和製英語(この場合は発音ですが)はたくさんあります。
電子レンジ→microwave(マイクロウェーブ)
コンセント→outletまたはsocket(アウトレット、ソケット)
テイクアウト→to go(トゥーゴー) などです。
これらを知らずに渡米したわたしは今更ながらすごいな、と思います(笑)
和製英語は他にもたくさんあるのでじゅうぶん気を付けてください。
3. 自国の歴史や政治は知っておこう
諸外国の人は日本には長い歴史があることを知っています。
そんな日本に興味がある人も多く、いろいろ訊かれることがありました。
・日本のエンペラー(天皇)はいつからいるの?
・サムライってなにをしたの?
・(アメリカ大統領選の時期に)そういえば日本ってどういう風にしてprime ministerが決まるんだっけ?
などなどです。
ふつうにちょっと訊いた、という感じですね。わたしたちが「知ってる」と思っているのです。
もちろん全てを完璧に答える必要はないと思いますが、ある程度は答えられないと「はずかしい」と思うのではないでしょうか。
というより、あまりにも知らないことが多いと会話が成り立たなくなるんですよね。
小さな子どもならともかく、留学をしたいと思う年齢は10代後半とかある程度大人になっているのです。
大人同士の会話が「好きな食べ物・好きな音楽・好きな色・好きな動物」だけではないですよね。
自分の国のことは最低限知っておきましょう。
4. 自分の意見を持つことー5W1Hの質問に答えられるようになろう
アメリカにいて痛感したことです。
彼らは「いい」「悪い」「合ってる」「間違っている」ということではなく自分の意見をしっかり持っていました。
わたしはと言えば、何かきかれたときに
「maybe」(たぶんね)とか「I think~」(~だと思う)を多用してました。
ホストマザーに「あいはよくmaybeを使うね。ちょっとtoo muchだよ」と言われたこともあります。
日本では特に意識してないことでしたが、アメリカでは違うんだなぁと実感しました。
また、よく「あいはどう思うの?」「なんでそう思ったの?」などの質問をされました。
YES/NOで答えられない、5W1Hを使った質問に慣れておくことはとても重要です。
まとめ
これから留学を考えている人はぜひとも事前に勉強してください。
1.否定疑問文を理解しておくこと
2.和製英語にどんなものがあるのかを知っておくこと
3.自国の歴史や政治の知識を得ておくこと
4.自分の意見を持つこと(5W1Hの質問に答えられること)
これらをおさえて、留学先での生活に備えてください。
お読みいただいてありがとうございました。
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